こんにちは、暮らしを改善するアイデアを発信、暮らしカイゼン研究所のサキです!
前回の投稿で焚火にはまっていると言いましたが、実はもう一つこの半年はまっているものがあります。
それは、インスタントセメントを使った小物DIY!
大学の時に素材基礎演習(デザイン科でした)でコンクリートでちょっとした物を作ったことがあるのですが、それが結構楽しかったことを思い出してふとやってみたところドはまり!
しかもちょっとしたものなら費用も作業もかなり手軽に作れるので、今日は皆さんに、トップ写真のお香立ての作り方を具体的な作業内容をお見せしながらご紹介しようと思います!
ちなみに・・毎度お馴染みのエクスキューズで恐縮ですが、私は何らプロではなく家のちょっとしたものを独自DIYで楽しんでいるだけなので、内容の専門性は担保できません。素人があれこれ言いながら楽しんでるな、くらいの感覚で受け止めてください笑
目次
インスタントセメントを使って小物をDIY!安くて簡単で楽しいぞ!
セメント?コンクリート?モルタル?
コンクリートで小物を作ってみよう!と思って必要な材料を調べた時にまずぶち当たったのがこの3つの違いは何??という疑問でした。
で、調べてみると、おおまかに
セメント:材料の名前。石灰質でふわふわさらさらの粉
モルタル:セメントに砂を混ぜたもの
コンクリート:セメントに砂と砂利を混ぜたもの
ということのようです。
セメントはベースの材料で、モルタル、コンクリートはセメントに何を混ぜるかで呼び方が変わるということですね。
建材屋さんのコラムで詳しく紹介されていました↓
ただの賃貸住宅で砂利まで扱いだしたら大変なので、セメント単体orモルタルだなと思ってさらに材料を調べます。
インスタントセメントという超便利なもの
調べていたら、自分でセメントや砂を適正な比率で配合しなくても水を混ぜるだけでOKという「インスタントセメント」なるものを見つけました。
これ、名前が「インスタント”セメント”」なんですが、成分に「セメント、砂・・・」と記載していあるので正しくはモルタルなんですよね。
なんでインスタントセメント”というのか不思議。
この手の商品は他メーカーでも大体「インスタントセメント」となっていますが、たまに「インスタントコンクリート」という名前のものもあります。多分、どれも結局はモルタルかと思います。
とにかく、これさえ買えばあとは水を混ぜるだけで良いということなのでこれでDIYをします。
材料、道具を揃える
さて、まずは材料、道具を揃えます。
<材料>
・水
・インスタントセメント
<道具>
・インスタントセメントと水を混ぜる何かしらの容器(写真にはなし。プラカップくらいでOK)
・インスタントセメントと水を混ぜる何かしらの棒(私はプラスプーン使用)
・手袋(セメントは強アルカリ性らしいので素手だと荒れます)
・型にする何か(今回はサイズ違いのプラスチック製器2つ)
結構セメントが舞いますので、初めてやる時は眼鏡とマスクもして様子するのをおすすめします。
インスタントセメントを水で練る
インスタントセメントを何かしらの容器に入れて~
そこに水を入れて~
練る!
多分インスタントセメントのパッケージに正しい水の配分書いてあるんだろうけど、ご存じの通り大雑把なので読んでません。
シャビシャビではなく、ぼそぼそでもなく、ドロっとした感じになるように己の感覚を信じて調整します。
型に流し込む
型に流し込みます。
型はまず最初は家にある何かの空き容器を使ってみれば良いかと思いますが、硬いものを使うと硬化後に型をはずすのがとても大変です。
なので、シリコンのような柔らかいものや、プラカップのようなハサミで切れるようなものを選ぶことをお勧めします。
私は今回、家にあった円筒形のプラスチックの容器をベースに、プラカップを重ねて少し器のような形にしてみようと思います。
ベースになる器に練ったインスタントセメントを入れる~
ちょっとこんもりとしていますが、セメントは振動を与えると瞬間的に柔らかくなり均されます。
テーブルにトントンと何回か落とすとこの通り↓
今回お香立てを作ってみようかなと思い、一回り小さいプラカップに竹串を刺したものをベースの上に載せます。
これを
こう
このままだと上に乗せたほうのプラカップがだんだんと上に押し上げられてしまうので、テープで固定し硬化させます。
ちなみに、セメントは「乾燥」ではなく「硬化」だそうです。
水分が蒸発して固まるのではなく、セメントと水が化学反応を起こして固まるのだとか。
大体24時間あれば十分な程度には固まって、さらに時間が立つほど硬さはアップするようです。
型からはずす
丸一日置いて十分に硬化したので型をはずします。
内側のプラカップをひっこぬいて、外側はハサミで切れ目を入れて剥く。
テッテレ~♪
型と面している面は型の質感を忠実に拾うのでつるつるすべすべですが、上部はがびがび。
↓こういう硬いやすりで磨いて平らにします。
出来上がり
というわけで、がびがび面を平らにしたので完成です!
竹串で開けた穴にお香を刺すと・・
バッチリ!
部屋に飾ったらあら素敵
というわけで、今日はインスタントセメントを使った小物づくりを紹介しました。どうでしょう、思ったより簡単じゃないですか?
型が悩むかもしれませんが、100円ショップに売っているシリコン製の焼き菓子型でも良いですし、空いた牛乳パック、ペットボトルなんかでも全然できるので、「柔らかい」か「ハサミで切れる」をポイントに探してみてください。
あ、柔らかいといってもアルミカップほどやわやわなものはダメですよ。材料を入れても型崩れしない程度の強さは必要です。
牛乳パックは問題ないけど、紙コップだと水分が少し染み出してテーブルが汚れたりするかも。
今日は詳しくは紹介しませんが、白いインスタントセメントと絵具を使うとこんな↓マーブルっぽいアイテムが作れたりもするので、興味を持った方は是非いろいろ研究しながら楽しんでください♪
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