こんにちは、暮らしを改善するアイデアを発信、暮らしカイゼン研究所のサキです。
4連休はDIYをしたり、破れていたクッションカバーを変えたりと家のことをあれこれやっています。
さて、最近カーテン関係の投稿が多かったのですが、今回で一段落の予定です。
カーテンシリーズ(?)ラストは、「カーテンボックス」のDIYです!
【悩み】剥きだしのカーテンレールが気になる
の投稿でも紹介したのですが、我が家(賃貸)のカーテンレールは窓枠手前についているため、なかなか存在感を主張してきます。
しかも、以前住んでいた家で使っていたブラインドを無理やりつけているので、カーテンレールからブラインドが飛び出てかなり不格好なことになっています。
好みは人それぞれですが、私の場合カーテンは出来るだけ主張せずひっそりと脇役になっていて欲しいので、カーテンレールが見えているのは好みではありません。
一番良いのは、以下写真のようなレールが見えない仕様です。
ですが賃貸でこの再現は出来ないので、せめてもの工夫としてカーテンボックスをDIYで取り付けることにしました。
作戦
あまり複雑なことはしません。
ブライドサイズに合わせた長さの板2枚をL字に組んで、カーテンレールの上に乗せて固定することでカーテンボックスっぽく見せるだけです。
用意するもの
あまり凝ったつくりにせず、板を日本L字に繋げるだけにしようと思います。
そのため以下材料で簡単に作ります。
- ブラインドサイズに合わせた長さの板×2
- 塗料
- ワイヤー
- L字アングル
- 石膏ボードピン
カーテンレールの上に乗せるのであまり重さをかけないように、板は出来るだけ軽いものが良いです。
ホームセンターで物色したところ、杉の野地材が軽くて長さもあったのでこれにしました。野地材は割れや欠けが結構あるのでツルツル綺麗に作りたい場合は向きませんが、ある程度ラフで構わない場合は柔らかくて扱いやすいです。
製作開始!
板に少し掘り込みをいれる
今回は製作したカーテンボックスを既存カーテンレールの上に乗せるつもりですが、ご覧の通り既存カーテンレールを壁に固定する金具があります。
そのまま載せるとこの金具分浮いてしまって斜めになったりガタツキがでそうなので、干渉しないように金具があたる部分を少し掘り込みます。
板を一旦かーテンレールの上に置いて、金具があたる部分にマークをつけて少し掘り込みました。
とても軽く柔らかい木材なので、ノコギリを入れられるところはノコギリで切り、あとは丈夫なカッターで掘ることができました。
板をL字に組む
まずは何カ所かビスで固定します。
いつも通り、下穴をあけた上でビスでドゥルルン。
今回板が柔らかいため、ビスでとめた部分が崩れる可能性も感じ念のためL字アングルでも補強しておきます。
工作部分はこれでほぼ完成。
壁紙の色に合わせて塗装
今回はカーテンボックスもあまり存在感を出したくなかったので壁紙と同じ白で塗装します。
インテリアの好みによっては、アンティーク感が出るような塗装も素敵だと思います。
正直塗装については知識が全然ないので、「木材に使えてる」「ツヤ消し白」と記載がある塗料を選んだ結果以下商品になりました。
買った後よく見たら油性だったので塗ってみたらなかなかの匂い。
ベランダで乾かしたので大丈夫ではありますが、室内で使う&水回りじゃないので水性塗料で良かった気がします。
カーテンレールの上に乗せて固定する
塗装が乾いたらいよいよカーテンレールの上に乗せて固定です。
まずはワイヤーでカーテンレールに固定します。
ワイヤーを通すための穴をあけ、下に通して捩じり、きつくとめます。
本当はワイヤーの両端が上に出るようにした方がしっかり留められる気がしますが、自作カーテンボックスを乗せた状態で下からワイヤーを穴に通すのはかなり難しそうなのでこの向きにしました。
これでも結構作業がしづらい。。
本当はこれだけで固定できるかな?と思っていたのですが、これだけだとカーテンボックスが前に少し倒れてしまいました。
大丈夫です。想定内です。
こうなるかもと思って白のL字アングルを用意してあるので、壁に留めることでしっかり固定します。
いつも通り、自前の材料側はビスで、賃貸の壁側は石膏ボードピンでとめました。
↓石膏ボードピン
完成!
カーテンレールがきれいに隠れました!
ブラインドが窓からだいぶはみ出ていることも、あまり気にならなくなった気がします。
見えなくて良かったカーテンレールが隠れ、すっきり!
カーテンボックスの端にも板をつけた方が良いかなとは思いますが、ちょうど良い薄い板がなかったので一旦このままにします。
追い追い、この上にアートとか飾りたいな~。
今回は、板2枚、塗料、金具を購入したので総額2500円くらいでした。
「家のここが気に入らない」とモヤモヤし続けるのを解消するならば、安いもんだと思います。
私の場合はカーテンレールを隠したいというマイナスを0にするような意味でのDIYでしたが、素敵な木目の木材を好きな色で塗料すれば、部屋のアクセントとしてのカーテンボックスにもできます。
既存カーテンレールが気に入らない方、カーテンレールを素敵に取り付けたい方どちらにもおすすめのDIYです!
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