こんにちは!暮らしを改善するアイデアを発信、暮らしカイゼン研究所のサキです。
タイトルに「改造」という単語を入れたら、昔「かってに改蔵」という漫画があったなぁと思い出しました。絶望先生の前に連載していたやつですかね。
と、どうでも良いことを書きました。。
今日は、ベランダに設置している日除けシェードの不満点を改善するためのDIYをやったので、それをご紹介します。
2022/4/12 2022年版のシェード取り付け記事も公開しました。こちらも是非ご覧ください!
【悩み】日除けシェードを全開にしたり半開にしたり自由に開け閉めしたい
我が家では、ニトリの日除けシェード2M×2Mを使っています。
↓コレ
これもそうですが、よくある安価な日除けシェードって基本的には横幅いっぱいピンと張って、窓枠や壁面に取り付けますよね。
うちもそのようにして取り付けていたのですが、横幅2Mは完全に窓を覆ってしまいます。
部屋が暗くならないように白地のあるストライプにしたものの、日除けとしてとりつけている以上当然部屋は少し暗くなります。
でも、
- 太陽がカンカンで眩しいときは窓を完全に覆いたいし
- さわやかな日差しの時は半開くらいにして太陽光を少しは直接取り込みたいし
- 曇りなら全開にして出来るだけ窓から明かりを取り込みたい
と感じていました。
でも上辺をピンとはって取り付けていると、いちいち取りはずすのは面倒。
ということで、日除けシェードをもっと自由度高く開け閉めできるようにDIYで解決します。
作戦
先に完成イメージをお披露目すると、棒に通すタイプのカーテンのようにして、開け閉めが自在になるようにしよう、という作戦です。
そのため、
- 日除けシェードの上部を棒を通せるように改造する
- シェードの取り付け金具に棒を取り付ける
- シェード下部も同様に動かしやすさを保ちつつ、はためかないようにする
というところが今日のDIYの内容になります。
用意するもの
通常日除けシェードを取り付けるのに必要な
- 日除けシェード本体
- 日除けシェード取り付けフック(↓こういうの)
はそもそも用意してあるとして、追加で用意するのは
- 突っ張り棒(窓幅にある程度あっていて屋外でもそれなりにもてばなんでも良い)
- 結束バンド
- 安全ピン
- 重石
です。
製作開始!
1.シェード上部に棒を通せるようにする
これは毎度のことなのですが、思いつくとすぐ実行、猪突猛進なタイプのため、経過写真がございません・・。
作り終わってから、「ブログ用に写真撮っておけば良かったなぁ」と反省するのが常です。
なので、ここは作り方を絵でお届けします・・。
まぁこのような感じで、上を折って留めて棒を通せるようにしよう!
折ったところは縫うと面倒だし後でまた改造したくなった時面倒だから、安全ピンで留めるだけにしちゃおう!
というやり方です。
2.窓幅より少し広い位置に取り付けフックをつけて、棒を結束バンドで固定
こんな感じです。
結束バンドはかなり逞しいアイテムなので、そう簡単にははずれないハズ。
これでまずは以下のようにシェードがカーテン状に垂れ下がりました。
シャーシャーと開け閉めできます!
3.風で勝手に開け閉めされないように工夫する
2までの状態だと、風にあおられ勝手にシェードが完全に閉じたり半分だけ開いたり、好き勝手に動いてしまいます。
そこで、大体シェードはこの当たりまで開くな、という定位置の壁にも取り付けフックをつけておきます。
この取り付けフックに・・・
元々シェードについているハトメ(上部を折りたたんだので、内側にきている)を通すと・・・
このように位置が固定されて、風に吹かれても左右に動くことはありません。
このように、基本的に無段階で開け閉めは出来るものの、カーテン位置を固定しやすいギミックも何段階かで設置しておきます。
これでまずシェード上部の開け閉め自由度があがり、かつ風に煽られて動いてしまうことを防ぐ対策ができました。
4.シェード下部を固定する
※7/18 仕様を変更したので内容を更新しました
シェード上部がカーテンのように自由に開け閉めできるということは、下部もそれに合わせて動くようにする必要があります。
ただ、通常のカーテンのように垂れ下げておくだけだと風に煽られバタバタしてしまい日除けシェードとして機能しなくなります。
そこで、簡易的な方法で下部も上部に近い形にしてみました。
我が家はベランダにシェードを設置していますので、腰やや上の高さにベランダの手すりがあります。
そこに何かしらの棒を結束バンドで固定します。
手すりと棒の間にシェードを通しますので、この時棒は手すりにピッタリくっつけず、少し隙間を作る必要があります。
うちにはちょうど伸縮式カーテンロッドがあり、ちょうどよい出っ張りがあったので下記のようにうまく隙間を作ることができました。
このような棒がなければ、少し厚みのあるゴム板等何かを噛ませて隙間を作ると良いかと思います。
この手すりと棒の隙間にシェードを通し、シェード下部の穴と重石を紐で固定。
これで、シェード下部も自由にスライドし、かつバタバタとはためかないように固定することができました。
シェードを開け閉めする時に一部重石は一緒に動かす必要がありますが、今回は2Lの水をいれた重石なので特に大変ではありません。
完成!
これで完成です。
作りはとても簡単ですが、日除けシェードを天気に合わせて簡単に操作することが出来るようになりました。
これで、ベランダでも色々と楽しめるようになりそうです。
(かなり狭いベランダながら、楽しみたくて奥行いっぱいのテーブルと椅子を置いています)
最後に:注意点
今回のDIYは屋外に設置するものです。
取付が甘くうっかり棒や器具が落下するなどあると、近隣の方を危険にさらします。
私のDIYのやり方は、自分の家の状況にあった、安全と思われる方法をとってやっていますので、もし皆さんがこの記事を参考にシェードを改造してみようという場合は、それぞれの環境に応じて安全な方法を検討してみてください。
基本的な作戦として、本記事は参考にしていただければ幸いです。
梅雨も明け夏本番!
エアコンを聞かせた室内も良いですが、シェードで直射日光を避けつつベランダや縁側での時間も楽しみましょう♪
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