物件探しといえば基本的に不動産屋の仲介は欠かせません。とは言っても、どんな不動産屋が良いのかなんてなかなかわからないですよね。
これまで何度も引越しをしてきた経験から、私が考える不動産屋選びのポイントをご紹介します。
まずはポータルサイトで物件を探す
多くの方がやっていると思いますが、まずはポータルサイトで希望の物件を探すところから始めるのが定石です。
中でも絶対に使いたいのは「SUUMO」です。
SUUMOは何より物件数がずば抜けて多く、また不動産屋が掲載件数に応じた掲載料を支払っているためおとり物件が少ない、悪質な掲載内容が少ないため最も安心して使えるサイトだと思います。
最近では360度カメラ映像なども取り入れており、ユーザーフレンドリーな点も魅力です。
まずはポータルサイトを使って、いいなと思う物件を探してみましょう。
良い物件があったら、不動産屋ごとの費用の違いを見る
実は同じ物件でも不動産屋によって細かいところで費用が違う場合があります。
家賃・管理費はもちろん、敷金・礼金も貸主が基本的には設定しますが、時々不動産屋が独自に礼金を設定し中抜きをする場合があります。他にも
- 仲介料の違い(法律上は貸主+借主からの手数料合計1か月以上はとっていけないので、1か月以上が設定されている場合は怪しい)
- 除菌消臭等のオプション有無(結構消臭スプレー程度で済まされる)
なんてところにも違いがあります。
ポータルサイトに物件名が記載されていれば物件名で検索する、物件名がなければ、その物件が検索に引っかかるように細かい検索条件を設定して検索してみる、などして、同じ物件ならどの不動産屋が安いか探してみましょう。
店舗に行く
初期費用が安く済ませられそうな不動産屋を見つけたら、来店・内見予約をしましょう。最近はコロナの影響もあり内見物件の現地集合、現地解散も増えていますが、出来れば店舗に行ってみることをお勧めします。
店舗では、以下のような点を確認しましょう。
・店舗は清潔か
→店舗が清潔だと、気遣いが行き届いているので同じように行き届いた対応が期待できます。
・スタッフ同士の雰囲気
→ギスギスした雰囲気がないか。内見に出発する時に「いってらっしゃい」の声掛けがあるか。不動産会社の社員て歩合のところもあるみたいです。お互いがライバルになって相容れない雰囲気があると、成績のために無理な契約をさせられそうなイメージがあります。
・過度な広告を出していないか
→「地域No.1」「絶対安心」といった表現は誇大広告にあたります。「客を釣ろう」という魂胆が見えるので、心配です。
こういったポイントを見て、安心できる不動産屋か確認してみましょう。
営業には色々と質問をしてみる
これは最近体験したことですが、「入居審査は契約者の年収で審査される。夫婦であっても合算年収では見られない」と言う営業の方がいました。東京の家賃て本当に高いのに、片方の年収しか審査対象にならなかったら入居できる物件はあまりに限られますよね。
おかしいな、と思ってその不動産屋からは早々に退店し、後に何件か内見させてもらった不動産屋で同じ質問をするとどこも「合算で審査ですよ」とのことでした。
営業の方の知識とスキル次第で、こちらの費用や良い物件に出会えるかはかなり変わってきますので、営業の方には色々と質問してみましょう。
このバスはどこを結んでいるのか?この物件はどういった人が住んでいるのか?など。
ある不動産屋さんでは「この地域の何がおすすめですか?」と聞いたところ、「坂がない」「大学生が少ない」の2つをまずあげた方がいて、とても良い営業さんだなと思いました。
坂って実際に暮らしてみると結構ストレスになりますし(1つ前の投稿参照笑)、大学生が多いと騒がしく駅前が散らかっていることも多く私は結構嫌だなと思っています。
住む人の目線に立っていて、信頼できるな、と思いました。
こういった方がいる不動産屋は、こちらの希望に沿わない提案をしてきたり無理強いをせず、しっかりと希望を聞いてくれ、更には「実はこういうのも有りじゃないですか?」とプラスアルファの提案をしてくれる場合があります。
私の実体験でいくつかポイントをあげてみました。
なかなか不動産屋を比較しながら物件を探すことは少ないと思いますが、一人暮らしならまだしもファミリーサイズの物件だと初期費用もばかになりません。
出来れば、気持ちよく部屋探しが出来る不動産屋を探して、納得のいく部屋を探してきましょうね。
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