【引越しシリーズ④】家探し篇④:契約完了まで油断することなかれ

引越し

こんにちは。暮らしを改善する情報を発信、暮らしカイゼン研究所・所長のサキです。

4/4の記事”【引越しシリーズ③】家探し篇③:採寸は超大事!!” で新居が決まったとご報告したのですが、その後色々なことが起きました。ちょっと不動産業界の闇を見た気すらします。

雑記になりますが、こんなこともあるんだ、というご参考になれば。

「親族を入居させることにした」の一声で契約出来ず

多くの物件を内見し、ようやく絞り込み内見を2回し採寸もバッチリして申し込んだ物件。

通常審査は3~6日程度と聞いていたのですが、1週間経っても音沙汰がなく、不動産屋に進捗確認のメールをした二日後。

「実はオーナーが自分の息子に使わせたいと言い出しまして・・管理会社が”『募集かけて申し込み希望者もいるのに今更それは』と交渉していますが、難しいかもしれません」との連絡が。

今さら!???

募集かけておいてこの段階で今さら!????

正直腹が立ちましたが、申込書を記入し保証会社審査が終わった段階でまだ契約書を締結していないので、オーナーが拒否する以上どうしようもありません。

結局この物件は借りることが出来ませんでした。

ここに収納が無いからこんな家具買うか作りたいな、など妄想を膨らませに膨らませていた私、落ち込みました。

とは言え落ち込んでいてもどうしようもありません。

目標は5月中の引越し。

次だ次!

嘘つき営業マンとの出会い

早速suumo等を使って次の候補を探し始めました。その中で、ここいいなと思った物件の取り扱い不動産会社に連絡をとり、内見希望で来店予約をとりました。

また、suumoで他社取り扱い物件でも良いなと思った物件を追加でその不動産会社にメールで送り、それも空き状況の確認と可能であれば内見したい旨を事前に連絡しておきました。

(不動産会社が使う専用の情報サイトは同じなので、どこの取り扱い物件だろうと基本的に不動産会社は紹介できるので)

で、来店したのですが・・・

速攻「メールいただいた物件全部確認しましたが全部もう埋まってました」

は・・?そんなことある・・?

「この辺、物件の供給に対して需要が大きいので、ポータルサイトに載る時には既に申し込み入ってるパターン多いんですよ!」

「今後いい物件出てきたらすぐ連絡するので、先行申込みや先行契約視野に入れた方がいいですね!」

は・・・?

いくらなんでもそこまでなことある・・・?

「え?申し込んだとこ”親族入れる”って断られたんですか?多分それ、不動産会社が一番手の申し込みでとれてなかったのを誤魔化したんですよ」

そんなことあるん・・・?あるかもしれないけど、他社のことそんな風に決めつける?

先行申込:とりあえず事前に審査は進めておいて、内見してから契約するか最終判断できる
先行契約:内見なしで契約を結ぶ

え?え?と思うことばかり言われ、そこでは一つも内見できず何も進展しないままお店を後にしました。

さすがにおかしいでしょ、と思い、「もう埋まってました」と言われた物件を、suumoに掲載している取り扱い不動産自体に問い合わせてみました。

すると、確かに埋まってしまっているものもありましたが、いくつかは「まだ空いてますよ!今から内見しますか?手配できますよ」との回答が。

なんで嘘つかれたんでしょうか。

内見に出かけたりとか、働くのが面倒くさい日だったんでしょうか。

今までも、ちょっと良くないなという営業さんには出会ってきましたが、ピカイチで信用できない人でした。(googleレビュー書き込んでやりたい)

対して、「まだ空いてますよ!今から内見しますか?」とフットワーク軽く来てくださった不動産会社の方は、それぞれの物件のメリットデメリットをしっかり説明してくださったり、先行契約は思ってたのと違うっていうリスクがあるから自分はあまり勧めたくない、など誠実な対応をしてくださりとても良い方でした。

もう、不動産会社(というか営業の方)との出会いって、運でしかないな、と改めて思いました。

次は絶対決めてやる!超瞬発と行動力

申し込んだ物件が断られたことが分かったのが金曜日。

suumoで土曜に鬼検索をして日曜に不動産屋アポ。嘘つき営業マンと出会い、誠実な不動産屋さんにも出会い、いいかなと思う候補の持ち駒は2つ。

あと少しだけ探してみて決断しようか、と追加で見つけた物件の空きを問い合わせ、今日(月曜)空きの確認がとれ、急遽仕事を早く切り上げ夕方内見。

※これまで経験からすぐ動かないといい物件はすぐなくなることは自明だった

そして、そこに決めました!

広さ、間取り、設備、雰囲気すべてGood!

他にも3件内見の問い合わせが来ているということだったので、持ち帰って検討したら恐らく他の方が決めるだろうと、内見後即話し合って決断し申し込みました。

一時はどうなるかと思ったけど、奈落の底から4日で次の物件を決める超瞬発と行動力でどうにかなりました!

妥協はしたくないので、いいところが見つけなければ5月引越しは諦めようとも話していたので、妥協することなく「ここ良い!」というところに出会えて本当に良かったです。

と言って、ここも何らかの事情で入居できなかったらその時はもう私立ち上がれません。

契約締結まで油断するなかれ。不動産業界は闇が深い

「契約締結までは油断できない。不動産業界は闇が深い。」

ということが、今回とにかく身に染みたことです。

不動産会社の言い訳かオーナーの言い訳か、こちらに何の非もない(入居拒否されるような理由は本当になにも無い有料借主です)事情で契約を断られる、問い合わせした物件が空いているのに空いていないと言われる、など、正直驚くことばかりでした。

契約締結が完了するまで、先走って今の賃貸の退去届を出すようなことは絶対ダメです。色んな人の色んな事情で賃貸は動いています。

良い物件に出会えるか、誠実な不動産屋に出会えるかは本当に運です。自分でコントロール出来ない部分が大きいです。

「物件探しは余裕をもって」を今回の締めの言葉とします。やれやれ。

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