こんにちは。暮らしを改善する情報を発信、暮らしカイゼン研究所・所長のサキです。
ついに、新居を決めました!!
エリアを決めるのにかなり色々な街を歩き、物件も10件以上を内見し、やーーっと決めました!
まだクリーニング中なのでおそらくGW頃の引越しになりそうです。
本日、最後の意思決定のために気に入っている物件に2度目の内見に行き、細かい採寸をしてきました。スムーズな引越し、新生活には事前の採寸はとても大事ですので、今日は採寸についてお話します。
なぜ部屋の採寸が重要なのか
初めて一人暮らしをする、ということであればほとんどの家具家電は新しく買うと思いますので採寸はさほど重要ではありません。
採寸がとても大事なのは、荷物の多い住み替えの方です。
採寸が重要なのには、こんな理由があります。
- そもそも、持っている家具家電が搬入できるのか
- 持っている家具家電が置けるスペースがあるのか
- コンセントやテレビ線の位置は問題ないか
一つずつ詳しくご説明します。
1.そもそも、持っている家具家電が搬入できるのか
意外と見落としがちなポイントです。
冷蔵庫、ベッド、ソファといった比較的大きさのある家具家電は、搬入ができない場合があります。
例えばエレベータの高さが足りない場合、階段で運ぼうと思ったが踊り場が狭くてコーナーを曲がれない場合、ドアを通れない場合などです。
私は今無印良品の2.5シーターソファを使っていますが、これがなかなか大きく、以前住んでいた家では玄関の間取り的に配送された状態のままでは搬入が出来ず、脚をはずして入れるハメになりました。
大物の家具家電であれば、商品HPに「搬入経路について」といった案内がある場合もありますので事前にドア、エレベーター、階段にどれだけの幅や高さが必要なのかを把握して現地で採寸しましょう。
2.持っている家具家電が置けるスペースがあるのか
持っている家具家電が間取りにはまるかは、部屋を選ぶ時に多くの方が気にされるでしょう。
見落としがちなポイントとしては
- 想定する家具家電の設置場所付近にコンセントがあり問題なく電気をとれるか
- テレビを置きたい場所の近くにテレビ線はあるか
- テーブルを置く場合、椅子をひけるだけのスペース(だいたい75cm必要と言われています)があるか
といったものがあげられます。
3.コンセントやテレビ線の位置は問題ないか
こちらも見落としがちなポイントです。
イメージしていた場所にテレビが置けない!というのは結構多いと思います。
ケーブルを延長すればどうにでもなるといえばなりますが、長いケーブルを部屋一周つたわせるようなことはできれば避けたいですよね。
場所もですが、家具家電を置くことでコンセントが隠れて使い勝手が悪い、電気のスイッチが家具で隠れてしまう、といったこともよく有ることですので、場所と、高さは確認しておきましょう。
2.3は、「置けるか」ではなく「使えるか」まで意識することで失敗がなくなるポイントです。
部屋を見る時には具体的にどこに何を置いてどこを通るかイメージしてみましょうね。
採寸の実践
では、実際に私が採寸する時に事前に準備することと、どのようにメモしているかをご紹介します。
1.事前準備
自分の持っている家具家電で、比較的大きめなものはサイズをメモしていきます。
現地で実際に「ベッドのサイズは●●だからここに置くとしたら~」と測ると、置けるかどうかと、残りのスペースがイメージつきやすいですね。
ちなみに私は絵が得意なので、以下のような感じで簡単なイラストにしてメモっています。
2.図面に書き込み
図面にかけるだけ寸法を書きましょう。この時、コンセントの位置やテレビ線の位置も書いておくと引越しの準備の時にどこに何を置くのが良いか検討しやすいのでお勧めです。
今回の引越しで私が書き込んだメモの一部です↓
緑の字が寸法、赤字が電気系の情報です。
天井の高さもメモしておきます。(天井ギリギリの高さの家具がある場合や、シーリングライトの検討に使います)
なお、私は賃貸情報サイトから保存した画像にiPadで書き込んでいます。
3.図面ではメモしづらいサイズは
iPadで写真をとり、マークアップで記載すると後からとても分かりやすいです。
タブレットが無い方でも、スマホでなんとか出来るかもしれません。
こういった方法で、窓のサイズ(カーテンのサイズに関わります)、収納のサイズ等細かい部分を測っておきましょう。
4.エレベーター、エントランスの採寸も忘れない
大きなマンションでエレベータもエントランスも大きい物件なら図らなくても問題ないでしょうが、小ぶりなマンションの場合はここで搬入が引っかかってしまう場合もあります。
サクっと測っておきましょう。
これだけやっておけば、後から「あれ?ここってどうなってたっけ?」「この家具この場所におけるかな?」「エレベーターで運べるかな?」ということはほぼないでしょう。
物件を決める際には、引越しの準備も兼ねていると思ってしっかり採寸しておきましょうね!
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